CBASE 360° サービス資料3点セット
無料で資料をダウンロード
コラム
カテゴリ

事務職の人事評価シートの書き方|評価ポイントと経理・総務・人事・法務のコメント例文つき

公開日:2024.11.12 更新日:2025.12.19 評価制度の見直し

⇒【マンガでわかる】「360度評価」のメリットやデメリット、失敗しないための導入方法が詳しく学べる資料を1分でダウンロード

事務職の人事評価は、営業職のように数字で成果を示しにくい分、「どこを評価し、どうコメントを書けばよいのか」悩む管理職が多い領域です。評価シートの記入を曖昧にすると、評価の納得感が下がり、部下のモチベーションにも影響します。本記事では、事務職を評価する際に押さえるべきポイントと、評価コメントの書き方をわかりやすく整理。さらに、経理・総務・人事・法務の職種別に、実務でそのまま使えるコメント例文を紹介します。今日から評価の質を高めたい方に役立つ内容です。

人事評価で事務職を評価するのは難しい

人事評価で事務職を評価するのは難しいです。
理由として、営業職や技術職と比べて成果が測定できないからです。
営業職であれば売上高という目に見えてわかりやすい成果がありますし、技術職であれば新製品の発表件数などの指標がある一方で事務職には「これが成果だ」というものがありません。
成果とは別基準で会社独自に評価制度を設定する必要性があります。

⇒初めての360度評価導入でも安心!専任担当のサポートでカンタン導入・運用~改善も手間いらず。

事務職の定義とは

事務職の定義とは、総務・経理・人事・法務などの事務職を指します。
生産的な仕事をする直接部門ではなく間接部門などのスタッフ職が事務職にあたります。
生産部門にあたる営業や技術職、製造職といった部門の仕事をサポートするのが事務職ということです。

⇒万全のセキュリティ・専任担当者の徹底サポートで担当者の負担軽減!年間80万人以上が利用、顧客満足度91.1%の「CBASE 360°」

事務職の人事評価で見るべき4つのポイント

事務職の評価は成果が数値になりにくいため、
どこを評価すべきかが曖昧になりやすいという課題があります。

しかし、事務職の業務は「正確さ・期限・改善力・連携」が成果に直結します。
そのため、評価ポイントは以下の4つに整理できます。

① 数値ミス・入力精度

事務職におけるもっとも基礎的かつ重要な評価項目です。

  • データ入力
  • 売上処理
  • 勤怠管理
  • 伝票作成

これらの数字は 営業・経理・管理部門の業務の起点となるため、
“ミスがないこと” が最低条件
となります。

評価の視点:

  • 入力ミス・誤記の発生率
  • チェック体制を構築しているか
  • 修正履歴が多くないか

単なる「ミスなし」ではなく、
「ミスを防ぐ仕組みを自分で作れているか」 まで評価すると適切です。

② 書類作成や処理の品質

書類作成は事務職の基本業務ですが、実際には「品質の差」が出やすい業務です。

  • 文書の論理性
  • 誤字脱字の有無
  • 必要情報が漏れなく整理されているか
  • レイアウト・視認性が適切か
  • 他部署が使いやすい形で提供しているか

書類ミスが多いと、業務全体が滞留し、他部署の手戻りも増えてしまいます。

評価の視点:

  • 書類作成に求められる“再現性”があるか
  • 依頼者・他部署が「すぐ使える状態」で納品できているか
  • 添付資料の整合性チェックが適切か

③ 期日遵守・タスク管理

事務職は複数のタスクを並行して進める役割が多いため、
「期日管理能力」 がそのまま業務品質に直結します。

  • 書類提出の締め切り
  • 会議資料の準備
  • 経理処理の月次締め
  • 契約更新の期限管理

これらの遅延は、営業・管理職・顧客に迷惑をかけることがあります。

評価の視点:

  • タスクの優先順位づけができているか
  • 締め切り前に余裕を持って提出できているか
  • 突発業務にも対応できる余力があるか
  • 遅れる場合は事前に共有・相談できているか

④ 業務改善・企画提案(付加価値の創出)

事務職の評価を高める最重要ポイントが “改善提案と実行力” です。

  • 業務効率化(手順見直し、フォーマット改修)
  • システム導入の提案
  • 他部署との連携向上
  • コスト削減提案
  • 社内イベントや施策の企画運営

事務職の価値は、
「言われたことをやる」から「改善していく」へ進化したときに最大化します。

評価の視点:

  • 改善提案の数
  • 改善の効果(効率化・コスト削減・品質向上)
  • 周囲を巻き込み実行できるか
  • 業務を俯瞰して課題を見つける視点があるか

事務職の業務は成果が数値化されにくいため、評価が曖昧になりやすく、“評価者の主観” が入り込むリスクが高い職種の1つです。
評価の公平性を保つには、評価ポイントを明確にしつつ、認知バイアスを避ける視点が不可欠です。
評価エラーやバイアスが評価にどう影響するのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
人事評価のエラー・バイアス10選|不公平を防ぐ仕組みと改善策を解説

以上の4つのポイントを押さえながら、事務職の特性に合った評価軸を設定していきましょう。

⇒CBASE 360°で自社の人事課題を解決する

事務職の人事評価の例文

事務職の評価コメントは、業務範囲が広く成果も数値化されにくいため、
「どんな書き方が正解なのか分からない」という悩みが非常に多い領域です。
そのため、評価コメントは “型” を押さえて書くこと が重要になります。

ここでは、「評価ポイント → 良かった点 → 改善点 → 期待する行動」
という評価に一貫性が生まれるフレームに沿って、職種別のコメント例(上司コメント)をわかりやすく整理しています。

また、評価コメントは書き方だけでなく、相手にどう受け取られるかも重要です。
意図せず「否定された」と感じさせてしまうと、成長支援どころかモチベーション低下につながることもあります。
より伝わる表現や、フィードバックを成長につなげる考え方を整理したい場合は、
以下の記事もあわせて参考にしてください。
フィードバックの受け止め方|否定と感じたときに整理し、成長につなげる考え方

以下では、職種ごとに評価ポイントとコメント例を紹介します。

経理職の評価コメント例(上司コメント)

【評価ポイント】

正確性/期日遵守/月次・年次決算の対応/改善提案

【評価コメント】

  • 日次・月次処理を正確に行い、期日までに安定して提出できている点は大きく評価したい。
  • 決算期の繁忙期でも、残業が多い状況下でミスなく業務を遂行できており、精度の高さが維持されている。
  • 一方で、担当領域がルーチンに偏りやすいため、業務効率化の提案やフロー改善など、“プラスαの価値創出” に挑戦してほしい。
  • 来期は、他部署との連携を含め、業務改善の企画を主体的に行うことを期待する。

人事職の評価コメント例(上司コメント)

【評価ポイント】

給与・社保処理/採用業務/企画力/部署調整

【評価コメント】

  • 給与計算・社会保険手続きなど、月次の定型業務を正確かつ期日通りに遂行しており、安定した運用ができている。
  • 採用では、自らスケジュールを前倒しし、面接調整も効率的に行えており、業務推進力の高さが見られる。
  • 就業規則改定などの企画業務にも取り組めている点は強み。
  • 課題として、関係部署との調整が後手に回る場面があるため、企画推進時のコミュニケーション計画を強化していってほしい。

総務職の評価コメント例(上司コメント)

【評価ポイント】

期日管理/来客・電話対応/突発対応/会社全体視点

【評価コメント】

  • 労働保険の算定や備品管理など、期日が明確な業務を安定して処理できており、社内業務の滞りを防いでいる。
  • 来客対応・電話対応も丁寧で、総務の“会社の顔”として適切に振る舞えている。
  • 安全衛生や慶弔対応などの突発業務にも柔軟に対応できており、業務の幅が広い点も評価できる。
  • 今後は「会社全体の最適化」という視点を持ち、経営理念の浸透に向けた施策や業務フロー改善にも意識を向けてほしい。

法務職の評価コメント例(上司コメント)

【評価ポイント】

コンプライアンス/リスク管理/教育・周知/他部署支援

【評価コメント】

  • コンプライアンスの基本をよく理解しており、各種法令に基づいたリスク低減の提案が適切に行えている。
  • 管理職向けのコンプライアンス研修も積極的に実施しており、法務としての専門性を組織全体に還元できている。
  • 一方で、他部署の「目的達成を支援する姿勢」に課題が残る場面がある。
  • 単に「法律的に難しい」と結論付けるのではなく、「実現可能な代替案」 を提示するなど、より建設的な関わりを期待したい。
【CBASE 360° なら、担当者の負担になっていた360度評価運用の課題をすべて解決】
自社の課題に合わせたカスタムオーダーに対応することで、
高い回答回収率、自動グラフ化機能による課題解決への即効性が期待できます。
  • 目的に合わせたセミオーダーメイド設計
  • 専任スタッフのサポートでとにかくカンタン手間いらず!
  • 企業の持続的成長を目的とした改善サイクルを実現
⇒「CBASE 360°」の詳細を見る

人事評価は事務職員にとって重要。評価コメントを通じて成長を後押ししよう

事務職は業務範囲が広く、成果が数値として見えにくい職種です。
そのため、上司が「どこを評価しているのか」「何を期待しているのか」を
評価コメントを通じて言語化することが、成長支援の鍵になります。

評価コメントがない、または抽象的なままだと、事務職員は「何を改善すればよいのか」「何を続けるべきか」が分からず、仕事の質や主体性が伸びにくくなります。

だからこそ、人事評価では点数だけで終わらせず、会社が求める成果・行動・姿勢を具体的な言葉で伝えることが重要です。

良い点・改善点・期待する行動を明確に示すことで、評価は単なる判断ではなく、育成のためのコミュニケーションになります。

評価コメントの書き方や伝え方に迷った場合は、具体的な言い回しを学べる以下の記事も参考にしてください。
例文つき】フィードバックの伝え方|シーン別にポジティブ&ネガティブな表現をご紹介

「評価制度の見直し」施策ガイドブック

  • 納得感のある評価制度が必要な理由
  • 評価制度の見直しをする上でのよくあるお悩み
  • お悩み解決の手法

まとめ

事務職の人事評価は成果が数値化されにくいため、評価者が「どこを見るか」を明確に持つことが重要です。本記事で紹介した、処理精度、書類品質、期日遵守、業務改善の4つの評価ポイントを軸にすると、評価のブレを防ぎ、納得感の高い評価シートを作成できます。

また、経理・総務・人事・法務といったバックオフィス職ごとの特性を踏まえたコメント例文を参考にすることで、評価コメントの具体性が高まり、部下の成長につながるフィードバックが行えます。適切な評価は、組織の生産性向上にも直結しますので、ぜひ日々のマネジメントに活かしてください。

FAQ(よくある質問)

Q1. 事務職は成果が見えにくいと言われますが、どう評価すれば公平になりますか?
事務職は成果が直接売上に結びつかないため、行動基準を明確にすることが重要です。
特に、①処理精度(ミスの有無)、②期日遵守、③コミュニケーション・連携、④業務改善への姿勢など、
“見えない成果を可視化できる項目”を軸に評価することで公平性が高まります。
Q2. 経理・総務・人事・法務など、職種別に評価基準は変えるべきですか?
はい。バックオフィス職でも業務特性は大きく異なるため、評価基準は職種ごとに調整する必要があります。
例えば、経理は「数値精度と期日遵守」、総務は「調整力と臨機応変さ」、人事は「採用・労務の正確性と企画力」、
法務は「リスク管理と他部署への助言力」など、特性に沿って評価軸を設けることで納得感が高まります。
Q3. 事務職の評価コメントで避けるべき失敗例はありますか?
代表的な失敗は、①「ミスの指摘だけで終わる」、②「良い行動の具体例がなく抽象的」、③「他部署や他社員との比較」です。
特に事務職は裏方業務が多く、曖昧なコメントだと不公平感につながります。
事実・行動ベースで「何が良かったか」「どこを改善すると伸びるか」を具体的に示すことが大切です。
  • クラウド型360度評価支援システムなら
    「CBASE 360°」

    360度評価支援システム「CBASE 360°」

  • クラウド型360度評価支援システムなら
    「CBASE 360°」

    ■わかりやすいレポートで自己分析!
    本人評価と他者評価のギャップから、対象者の強みと課題を明確にします。
    ■フィードバック業務の負担も大幅削減!
    自動リマインドで徹底管理!改善計画の確認や振り返りの失念を防止します。

360度評価支援システム「CBASE 360°」

HRコラム編集部

「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。


CBASEサービスに関するお役立ち資料・
お問い合わせはこちら
お問い合わせ
CBASEサービス導入をご検討、
ご質問のある方

お問い合わせする

お見積もり
実際にCBASEサービスを
利用してみたい方

お見積もりのご依頼

お電話でのお問い合わせ
03-5315-44779:00-18:00(土日祝を除く)