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成人発達理論とは?大人でも成長を続けることはできる

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成人発達理論とはどんな理論なのだろうか」
成人発達理論という言葉を聞いたけれど、どんな意味なのだろうか」
と気になりませんか。
成人発達理論とは、大人になっても人間は成長を続けることが可能という理論のことを指します。
人材育成に通じる新しい考え方として注目されています。
この記事を読めば、成人発達理論について理解することができます。
成人発達理論について気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。

成人発達理論とは?

成人発達理論とは、ロバート・キーガン氏が提唱した理論で、成人になっても人は成長を続けるという理論です。
旧来の考え方では人間は成人になると成長がストップし、それ以上の成長は見込めないと考えられていました。
しかし、ロバート・キーガン氏の提唱した理論では成人になっても人は成長し続けることができると主張され、考え方が見直されてきています。

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成長の2軸

「成人になっても成長すると言ってもどのような成長なのだろうか」と気になりませんか。
成人発達理論においては以下の2軸があるとされています。
・水平的成長
・垂直的成長
それぞれについて解説します。

水平的成長

成人発達理論において水平的成長というものがあります。
水平的成長とは、知識の量が拡大し、スキルが向上することを指します。
仕事能力のアップが水平的成長です。

垂直的成長

成人発達理論において、垂直的成長という考え方があります。
垂直的成長は、人間的な「器」が大きくなり、物事の捉え方などの認識が変化することを指します。
若い時には受け入れられなかった考え方などが年齢を重ねると受け入れられるようになるといったことです。
物事の味方が多様化して様々な価値観や角度から物事を判断できるようになるということです。

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成人発達理論における知性の3段階

成人発達理論において、知性には以下の3段階があるとされています。
・環境順応型知性
・自己主導型知性
・自己変容型知性
それぞれについて解説します。

参考:ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー(2017)『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』中土井僚監訳、池村千秋訳 P91-108

環境順応型知性

環境順応型知性とは確固たる考え方を持っていない人材のことを指しています。
周囲の考え方に敏感であり、自分自身では仕事上の決定ができません。
昨今求められている自立型人材とは正反対の、指示待ちの人材のことを指します。

自己主導型知性

自己主導型知性の段階は、自分なりの考え方を持ち仕事を推進できる人材のことを指します。
仕事上進めるべき羅針盤を手に入れている状態です。
周囲に意見を言われても自分なりに仕事上の考え方を持っており、仕事を進めることができます。

自己変容型知性

自己変容型知性はこれからの時代に求められるリーダー像を指します。
学ぶことによって組織を導くリーダーであり、問題発見能力があり、様々なシステムが完璧ではないことを知っています。
矛盾を受け入れる度量を持っており、変化に強いリーダーであると言えます。

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成人発達理論の5段階

成人発達理論には以下の5段階があります。
・具体的思考段階
・道具主義的段階
・他者依存段階
・自己主導段階
・自己変容・相互発達段階
それぞれについて解説します。

具体的思考段階

具体的思考段階は、未成年者のことを指しています。
具体的な思考を持っていますが、形のないものは理解できない状態です。
成人は次の道具主義的な段階からとなります。

道具主義的段階

道具主義的段階は自己中心的な状態のことを指します。
自分自身の要求を満たすことや、関心のある事柄にばかり気持ちが向いています。
自分以外の他社のことを考えられません。

他者依存段階

他者依存段階は自分自身の意思決定の基準を持っていません。
所属している組織が判断基準となっている状態です。
他者に依存する形での意思決定をする状態であり、自分自身での意思決定ができず、いわゆる指示待ち社員のような状態となります。

自己主導段階

自己主導段階は自律的な行動ができる状態です。
自分自身の中に確固たる価値観があり、自分自身の意見を述べることができます。
自律的に仕事をこなせる状態の社員に近い段階です。

自己変容・相互発達段階

自己変容・相互発達段階では、他者の価値観を受け入れ、自分自身の意見や考え方・価値観に囚われることなく仕事を進めることができます。
自分自身の成長だけではなく他者の成長にも目が向いている段階であり、リーダーとして高い資質を身に着けているという段階でもあります。
また、他者の考え方を積極的に知るために交流等を積極的に行います。

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成人発達理論を達成するための研修であるコーチング

成人発達理論を達成するための研修として、コーチングがあります。
コーチングは1対1で対話を通して自ら積極的に仕事を進めることができる人材への成長を促す手法となっているため、成人発達理論と相性の良い研修となっています。
コーチングでは質問形式で対話を行い、自ら答えを出していくような対話になります。

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成人になっても社員は成長する

成人になっても人は成長するということが成人発達理論では説かれていました。特に人材領域に関しては自立型人材を育成することが重要となっています。
成人発達理論をしっかりと理解し、人材開発を行うことで自立型人材の育成も可能となります。

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まとめ

今回は、ロバート・キーガン氏が提唱する成人発達理論について解説させていただきました。

成人発達理論では以下の2軸の成長があります。
・水平的成長
・垂直的成長
成人発達理論において、知性には以下の3段階があるとされています。
・環境順応型知性
・自己主導型知性
・自己変容型知性
成人発達理論には以下の5段階があります。
・具体的思考段階
・道具主義的段階
・他者依存段階
・自己主導段階
・自己変容・相互発達段階

成人発達理論では人間は大人になっても成長するという考え方がありました。
成人発達理論を理解し、コーチング等の手段で人材育成が出来るようになれば自立型人材を育成する上でも役立ちます。


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HRコラム編集部

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