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コンフォートゾーンを抜け出すメリットとその実践法を解説

2025.06.18 その他

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「コンフォートゾーン」とは、安心して過ごせる心理的な領域のことを指します。ただ、その居心地の良さにとどまり続けることで、成長のチャンスを逃してしまうこともあります。職場でありがちな踏み出せない思考や変化を避けるルーティンも、知らず知らずのうちに可能性を狭めてしまいます。本記事では、コンフォートゾーンの構造や、そこから抜け出すことで得られる効果、抜け出せない理由、そして実践的なステップまでを詳しく解説します。さらに、個人の行動変容が組織全体の成長にどうつながるかという視点にも触れ、人事施策として活用するヒントをご紹介します。

コンフォートゾーンとは?

コンフォートゾーンとは、自分が安心して過ごせる行動範囲や環境のことをいいます。仕事でも日常生活でも、人は自然と「ここまでは大丈夫」と感じる領域にとどまりやすくなります。このゾーンにいると落ち着いて行動できますが、一方で挑戦や成長のチャンスを逃すことにもつながります。ビジネスの現場では、変化に柔軟に対応できる人材を育てるために、この“安全圏”から一歩踏み出す支援が欠かせません。ここでは、コンフォートゾーンの基本的な考え方と関連する要素を見ていきます。

ストレスを感じにくい心理的領域

コンフォートゾーンは、ストレスや不安を感じにくく、心に余裕を持って行動できる心理的な領域です。職場であれば、慣れた業務や決まった人間関係、同じ作業の繰り返しなどがこのゾーンにあたります。この状態では安定して力を発揮しやすく、安心感を得られる反面、新しい刺激や学びが少なくなりがちです。挑戦を避ける状態が長引くと、成長の機会を逃してしまうリスクもあります。人事担当としては、従業員がどこにストレスを感じずに過ごしているかを把握し、適切なタイミングで背中を押すことが求められます。

踏み出せない思考のクセ

人は新しいことに挑戦しようとすると、不安や緊張を感じやすいものです。特に職場では「失敗したくない」「評価が下がるのは困る」といった気持ちが働き、現状にとどまる選択をしやすくなります。このとき無意識に生まれているのが、踏み出しをためらわせる“思考のクセ”です。「これくらいで十分」「自分には無理かも」といった考えが、行動の幅を狭めてしまいます。人事担当としては、こうした内面のクセに気づかせるような関わりを通じて、従業員が一歩を踏み出すきっかけをつくることが重要です。

変化を生みにくい職場のルーティン

コンフォートゾーンは、職場の中で「当たり前」として繰り返されるルーティンに深く結びついています。たとえば、毎年同じ方法で業務をこなす、特定のメンバーとだけやりとりする、過去の成功パターンに頼るといった行動がそれにあたります。一見、効率的で安定しているように見えますが、新しい挑戦や発想を生みにくく、組織としての成長を妨げる原因にもなります。人事や管理職が、こうしたルーティンに変化のきっかけを与えることで、チームや個人のコンフォートゾーンを広げることができるようになります。

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成長を左右する3つの心理ゾーン

人が学びや行動を起こすとき、心の中には3つのゾーンが存在するといわれています。それが「コンフォートゾーン」「ラーニングゾーン」「パニックゾーン」です。これらは、それぞれが安心・挑戦・過負荷といった状態を示しており、どのゾーンにいるかによって成長のしやすさが大きく変わってきます。人材育成の現場でも、この心理的構造を意識することで、無理のないチャレンジや適切な支援の設計が可能になります。ここでは、3つのゾーンの特徴と実践的な活かし方について解説します。

快適さを保つコンフォートゾーン

コンフォートゾーンは、自分が安心して行動できる範囲を指します。ここではストレスが少なく、気負わずに作業に取り組めるため、安定したパフォーマンスが発揮しやすいです。ただし、その分変化が少なく、成長や学びのきっかけを得にくくなってしまいます。あまりに長くこのゾーンにとどまっていると、本人は気づかないうちに成長が止まり、組織にとってもマンネリや停滞の原因になります。コンフォートゾーンの存在を理解することは、本人だけでなく人事やマネージャーにとっても重要な視点になります。

成長を促すラーニングゾーン

ラーニングゾーンは、コンフォートゾーンのすぐ外側にある「やや不安を感じるけれど、努力すれば乗り越えられる領域」です。このゾーンに入ることで、私たちは新しい知識やスキルを獲得したり、自分の限界を少しずつ広げたりできます。たとえば、新しいプロジェクトへの参加や、異なる部門との協働などはラーニングゾーンにあたります。人事としては、従業員がラーニングゾーンに適切に身を置けるよう、挑戦のレベルや支援の量を調整することが求められます。無理のない範囲での刺激が、成長を引き出す鍵となります。

行動を止めてしまうパニックゾーン

パニックゾーンは、ストレスやプレッシャーが強すぎて、自分の力では対処が難しいと感じる状態です。このゾーンに入ると、脳や体が「逃げたい」「止まりたい」という防衛反応を起こし、パフォーマンスが著しく低下する恐れがあります。たとえば、経験のない業務を突然任されたり、大きな責任を一人で背負わされたりする状況です。人事やマネージャーは、挑戦の機会を与えるだけでなく、従業員がパニックゾーンに入りすぎないよう注意を払う必要があります。成長には適度な不安が必要ですが、過剰なストレスは逆効果になります。

ゾーンを活用した成長支援

この3つのゾーンは、単なる理論ではなく、実際の育成や評価の場面で役立てることができます。たとえば、360度評価を活用すれば、他者の視点から“どのゾーンにいるか”を認識しやすくなり、自分では気づけないラーニングゾーンの存在に目を向けることができます。また、フィードバックや適切な目標設定を通じて、従業員が少しずつラーニングゾーンに踏み出せるよう支援することも可能です。人材開発においては、このゾーン構造を土台として、成長の機会と心理的安全のバランスを整えることが大切です。

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コンフォートゾーンを抜け出すことで得られる効果

コンフォートゾーンを抜け出すことで得られる効果は、個人の変化にとどまらず、組織全体の活性化にもつながります。小さな一歩でも、自ら行動した経験は内面的な成長を促し、結果として仕事への姿勢やパフォーマンスにも良い影響を与えます。特に人事の立場では、こうした効果を意識して挑戦の場を設計することが求められます。ここでは、コンフォートゾーンを抜けた先に得られる代表的な4つの効果を取り上げ、どのように個人の力となるのかを順に解説していきます。

適応力の向上

コンフォートゾーンを抜け出し、未知の状況に直面する経験を積むことで、変化に柔軟に対応する「適応力」が自然と養われます。新しい業務や異なる人間関係に関わることで、自分の考えや行動の幅が広がり、状況を受け入れ工夫する力が育ちます。ビジネス環境が変化し続ける今、適応力は非常に重要なスキルです。人事としては、従業員が安心しながらも、少しだけ未知の環境に身を置けるような経験を積ませる設計を行うことで、無理なくこの力を育むことができます。

創造性の向上

コンフォートゾーンの中にいると、考え方や発想が固定化されがちです。一方、ゾーンの外に出て新しい経験や視点に触れることで、発想に柔軟さが生まれ、創造性が高まります。たとえば、普段関わらない人と意見を交わしたり、異なる業務に取り組んだりすることが、思わぬアイデアの源になります。こうした環境は、本人の思考を刺激するだけでなく、組織全体のイノベーションにもつながります。人事としては、創造的な刺激を得られる職場づくりや、経験の幅を広げる機会の提供がポイントになります。

自己肯定感の強化

新しいことに挑戦し、それを乗り越えたときの達成感は、自己肯定感を大きく高めてくれます。「自分にもできた」「やってみてよかった」という実感が、次の行動を後押しします。これは結果だけでなく、行動に移したこと自体が価値ある経験であることを意味します。人事としては、挑戦の過程や努力にしっかりと目を向け、適切なフィードバックを届けることが重要です。従業員が自分の成長を実感できる場面を増やすことで、長期的なモチベーションと自律的な成長を支援することができます。

行動意欲の向上

コンフォートゾーンを抜け出す経験を重ねると、「次もやってみよう」という前向きな気持ちが生まれます。これは成功体験だけでなく、「思ったより怖くなかった」という体感も大きな意味を持ちます。一歩踏み出すたびに、行動のハードルが下がり、自発的な取り組みが増えていきます。こうした変化は、個人の成長を加速させるとともに、組織においても主体的に動ける人材を増やす土壌となります。人事や管理職の支援によって「挑戦しても大丈夫」という雰囲気をつくることが、行動意欲の継続につながります。

コンフォートゾーンから抜け出せない理由

コンフォートゾーンを抜け出したいという気持ちはあっても、実際にはその場にとどまってしまう人は多いものです。そこには、行動を止めてしまう心理的なブレーキや、無意識の思考のクセが関係しています。こうした“抜け出せなさ”は、意志の弱さではなく、多くの人が共通して持っている仕組みでもあります。人事担当者としては、その背景にある要因を理解し、適切な支援のあり方を考えることが重要です。この章では、コンフォートゾーンから抜け出せない理由を代表的な4つに分けて紹介します。

失敗への恐怖心

コンフォートゾーンから抜け出す際に、最もよくある心理的なブレーキが「失敗したらどうしよう」という恐怖心です。特に真面目で責任感が強い人ほど、「評価が下がるのでは」「周囲に迷惑をかけたら」と考えてしまい、リスクを避ける傾向があります。この恐怖心は、自信や能力の問題ではなく、人間にとって自然な反応です。人事としては、挑戦そのものを評価する仕組みや、失敗してもリカバリーできる環境を整えることで、安心して一歩を踏み出せる空気をつくることが大切です。

現状維持バイアス

人はもともと、「今のままが安心」「このままで問題ない」と感じやすい傾向を持っています。これを心理学では「現状維持バイアス」と呼びます。多少の不満があっても、変化に伴う不確実性や労力を避けるために、現状にとどまる選択をしてしまいがちです。職場では、業務のやり方や役割を変えることに対して強い抵抗感が出るケースもあります。人事担当としては、変化の意義やメリットを具体的に伝えることで、このバイアスをゆるやかにほぐすアプローチが必要です。

固定化された思考パターン

長年同じ業務や環境にいると、自分なりの成功パターンや判断基準が固まりやすくなります。それは効率性や安定性をもたらす一方で、新しいアプローチや視点を受け入れにくくなる原因にもなります。こうした思考パターンが固定化されると、「これが自分のやり方だから」と無意識のうちに変化を拒むようになります。人事としては、視点を変えるきっかけとなる経験や問いかけを意識的に設計し、従業員が自身の思考をメタ的に見直せる機会をつくることが効果的です。

周囲からの評価への意識

挑戦をためらう背景には、「周りにどう思われるか」という意識も強く影響します。とくに集団を重んじる文化の中では、目立つ行動や失敗するリスクを取ることが避けられやすくなります。「出しゃばっていると思われないか」「変なことをして浮かないか」といった不安が、行動を制限してしまうのです。このような環境では、本人の努力や意欲が表に出にくくなります。人事としては、安心して自分らしい行動を取れるよう、心理的安全性を高める文化づくりが求められます。

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コンフォートゾーンにとどまることのデメリット

コンフォートゾーンに長くとどまりすぎると、個人にも組織にもさまざまなデメリットが生じてきます。変化のない環境は安心感をもたらす一方で、新しい学びや挑戦の機会を遠ざけ、成長を妨げる要因になりかねません。また、チームや組織にも静かな停滞が広がりやすくなります。この章では、コンフォートゾーンに居続けることで起きる代表的なデメリットを4つに分けて解説し、人事が意識すべき支援の視点についても整理していきます。

成長の停滞

コンフォートゾーンの中では、新しい刺激や負荷が少なく、やがて成長が鈍化していきます。慣れた業務ばかりを繰り返していると、学びや変化のきっかけを失い、スキルや視野が広がらなくなります。短期的には問題がなくても、長期的には本人のキャリア形成に影響が出てしまうこともあります。安定した仕事ぶりの背景に「成長機会の不足」が潜んでいないかを見極め、チャレンジの場や役割拡張の機会を意識的に設ける必要があります。

行動意欲の低下

変化がない状態が続くと、やがて「これ以上やらなくてもいい」と感じるようになり、行動への意欲が失われていきます。本来は挑戦できる力があっても、その機会が与えられないまま放置されることで、従業員は受け身の姿勢に慣れてしまいます。行動を起こす習慣が薄れれば、自発性や主体性も自然と損なわれます。人事としては、「期待されていない」と感じさせないように、成長や貢献を促す明確な目標設定や役割設計が求められます。

組織の硬直化

個人がコンフォートゾーンにとどまる状態が広がると、チームや組織全体にも停滞感が波及します。新しい意見や提案が出づらくなり、過去の成功体験に固執する風土が生まれやすくなります。このような状態では、変化に対応できない硬直した組織文化が形成され、柔軟性が失われていきます。人事担当としては、現場の変化や挑戦の空気を意識的に観察し、停滞の兆しが見られた場合には、役割の再編や人の流動性を活かした施策を打つことが必要です。

変化への抵抗感の増大

コンフォートゾーンに長く居続けることで、少しの変化にも大きなストレスを感じやすくなります。新しい業務への抵抗感や、新体制への適応の遅れは、変化に慣れていないことが原因となるケースが多くあります。変化に対して常に受け身でいると、組織変革やリスキリングなどにも消極的になり、変化への対応力が弱まります。人事としては、日常の中に小さな変化や柔軟な試みを取り入れることで、従業員が自然に変化に慣れていけるような仕組みづくりが求められます。

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コンフォートゾーンを抜け出すための4つのステップ

コンフォートゾーンを抜け出すには、いきなり大きな変化を起こすのではなく、段階的に少しずつ行動を重ねていくことが大切です。この章では、現状の把握から挑戦の積み重ね、職場の支援環境まで、実際に一歩を踏み出すために有効な4つのステップを紹介します。人事としても、従業員が安心して成長に向かえるよう、行動プロセスに沿った支援を設計することが求められます。

STEP 1:自分の現在地を把握する

最初のステップは、「自分はいまどのゾーンにいるのか」を知ることです。業務がルーチン化していないか、最近新しい挑戦をしているかどうかなど、日々の行動を振り返ることで、自分の立ち位置が見えてきます。特に、「安心感がある反面、物足りなさもある」と感じているなら、それはコンフォートゾーンにとどまっているサインかもしれません。人事としては、セルフチェックツールや振り返りの仕組みを整備し、従業員が現状を見つめ直す機会を提供することが重要です。

STEP 2:他者からの気づきを得る

自分だけでは気づけない思考のクセや行動パターンは、他者のフィードバックによって初めて明らかになることがあります。特に360度評価は、上司・同僚・部下など多角的な視点からの率直な声を得られるため、自分の強みや成長課題を客観的に理解する有効な手段です。「自分ではうまくいっていると思っていたことが、実は変化の妨げになっていた」といった発見にもつながります。人事としては、360度評価を単なる制度で終わらせず、行動変容への気づきとして活用する設計が求められます。

STEP 3:小さな挑戦を積み重ねる

いきなり大きな改革や新しい役割を担うのではなく、「ちょっとだけ頑張ればできる」くらいの小さな挑戦から始めることが、コンフォートゾーンを抜け出す鍵です。たとえば、チーム内のミニプレゼンを担当する、ミーティングで発言してみるなど、日常に取り入れやすい行動からスタートするのが効果的です。こうした挑戦を繰り返すことで「やってみたらできた」という成功体験が蓄積され、自己効力感が育ちます。人事は、段階的な挑戦機会の提供を意識しましょう。

STEP 4:挑戦できる環境を整える

最後のステップは、挑戦を後押しする「安心できる環境づくり」です。どれだけ意欲があっても、「失敗したらどうなるだろう」と思えば行動にはつながりません。心理的安全性が確保された職場では、従業員が自信を持って新しいことに取り組むことができます。上司や同僚が失敗に対して寛容であること、努力や挑戦を評価する文化が根づいていることが鍵となります。人事としては、制度と現場の両面から、挑戦を応援する空気感をつくっていくことが重要です。

行動変容を組織成長へつなげる視点

個人がコンフォートゾーンを抜け出し、行動を変えていく過程は、やがて組織全体の成長にもつながっていきます。その鍵を握るのが、本人の気づきと、周囲からの支援です。特に360度評価のような多面的なフィードバックは、行動変容の出発点として重要な役割を果たします。この章では、個々の変化を一時的な努力で終わらせず、組織としての学びや文化に変えていくために意識したい視点を整理してお伝えします。

フィードバックを起点とした行動変容の促進

従業員の行動変容を支えるのは、気づきの機会です。特に360度評価は、上司・同僚・部下など複数の視点からのフィードバックを受けることで、「自分では気づかなかった思考や行動のクセ」を見直すきっかけとなります。その気づきが、変化への第一歩を後押しします。人事としては、360度評価を単なる評価制度として扱うのではなく、「本人の行動を変える起点」として運用設計を工夫することで、より深い変化を促すことができます。

変化のプロセスに応じた支援の設計

従業員がコンフォートゾーンを抜け出す段階は、人によって異なります。まだ動き出せない人もいれば、すでに挑戦を始めている人もいます。このような違いをふまえ、それぞれのステージに合った支援を設計することが求められます。例えば、最初の一歩を踏み出せない人には小さなチャレンジの場を、挑戦中の人にはフィードバックやリソース提供を行うといった形です。人事は、個の状態を捉えた柔軟なアプローチを意識することが重要です。

挑戦が当たり前になる組織文化の醸成

行動変容が個人にとどまらず、組織全体の風土に浸透するためには、「挑戦しても大丈夫」という空気をつくることが不可欠です。たとえば、失敗した際に責めるのではなく、「チャレンジしたこと自体」を肯定するフィードバックがあるだけで、次の行動の心理的ハードルは大きく下がります。こうした価値観が根づいた職場では、自然とコンフォートゾーンを押し広げる動きが活発になります。人事の役割は、この空気感をつくり出す仕掛けを文化として定着させていくことです。

まとめ

コンフォートゾーンは、安心して力を発揮できる領域である一方で、変化や成長を妨げる側面も持ち合わせています。抜け出す・広げる・支えるというステップを通じて、個人の可能性を引き出すことができます。行動変容を継続的な変化へとつなげるには、他者からのフィードバックや職場環境の支援が欠かせません。人事としては、一人ひとりの挑戦を後押しし、組織全体にポジティブな連鎖を生み出す土台を整えることが求められます。今日からできる小さな後押しが、大きな変化のきっかけになるかもしれません。

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HRコラム編集部

「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。

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