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リーダーシップとマネジメントの違いとは?それぞれの能力を高める方法をわかりやすく

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リーダーシップとマネジメントはどのような違いがあるのか、イメージできずお困りではないでしょうか。リーダーシップとマネジメントは似た側面があり、場合によっては混同されることもありますが、両者には違いがあることも間違いありません。
本記事ではリーダーシップとマネジメントの違いや、リーダーシップの種類について、リーダーシップやマネジメント能力を高める方法まで解説します。

リーダーシップとマネジメントの定義

リーダーシップとマネジメントは似ている側面もありますが、それぞれ違いもあります。まずはそれぞれの定義を確認しましょう。

リーダーシップとは

リーダーシップは、定義が人によってさまざまに分かれている言葉です。ドラッカーによる定義では、リーダーシップは後天的に身につけるもので、組織の目標管理や優先順位を決めるなど、組織に関わる統制を仕事で発揮することだとしています。また、リーダーは地位や立場ではなく、自分の仕事に責任を持って取り組む力です。そのうえで、信頼して従う人の存在を重要視しています。
コッターの定義では、リーダーシップとは、組織をよりよくするための変革を成し遂げる人のことで、リーダーの掲げるビジョンをリーダーシップの中でも重要だと強調しており、対人態度と高いエネルギーレベルを、リーダーに必須の能力だとしています。
ただし、リーダーに求められるものは徐々に変化しており、リーダーシップの定義もさまざまなものが登場しています
関連記事:リーダーシップ論とは?理論の変遷や最新理論を紹介

マネジメントとは

マネジメントとは、ドラッカーの定義によると、「組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関」のことです。マネジメントを遂行するためのマネージャーは組織の目標達成に向けて、仕事全体の管理や、部下の指導、評価などの管理を行います。

リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップとマネージャーは、混同されて使われるケースもありますが、さまざまな観点で異なります。
ここではどのような点で違いがあるのか、解説します。

求められる能力

リーダーシップは目的と誰に対してどのようにアプローチするかを重要視しています。そのため、対人的な能力が比較的求められます。
これに対してマネジメントは、組織に成果を上げることに着目し、管理することが求められます。そのため、求められる能力としては、リーダーシップで求められている能力に加え、タスクや進捗管理に関する能力が重要です。

変化への対応

リーダーシップは変化への対応が求められますが、マネジメントでは組織の管理維持が目的のため、リスク回避が求められます
リーダーシップの場合は変化に対して、組織の体制の変革などの手段を取ることが多いですが、マネジメントではやり方を改善し、リスクを最小限にすることを重視します。

短期的か長期的か

リーダーシップは、将来的に達成したいビジョンの実現のため、中長期的な目線で物事を捉えます。これに対して、マネジメントは、組織の管理維持のため、中長期的な目線と短期的な目線の両方が求められます。

リーダーシップの種類

リーダーシップの定義や求められているものは時代とともに変化しています。リーダーシップの種類としては以下のようなものが挙げられます。
・特性論
・行動論
・コンティジェンシー論(条件適合理論)
・リーダーシップ交換・交流理論
・変革型リーダーシップ理論
・倫理型リーダーシップ理論
・サーバントリーダーシップ
・ティッピング・ポイント・リーダーシップ
・ポジティブ・リーダーシップ
・レベル5リーダーシップ
・オーセンティック・リーダーシップ

特に、「サーバントリーダーシップ」「ティッピング・ポイント・リーダーシップ」「ポジティブ・リーダーシップ」「レベル5リーダーシップ」「オーセンティック・リーダーシップ」は比較的新しいリーダーシップ理論です。
サーバントリーダーシップはまず部下に奉仕し、そこからチームを先導するリーダーシップです。
ティッピング・ポイント・リーダーシップは、転機として重要なものを見極め、一点突破しようというリーダーシップです。
ポジティブ・リーダーシップは目的や目標への高い貢献意識、肯定的なものの見方、美徳の観点から個人を成長させることを重視したリーダーシップです。
レベル5リーダーシップは、第五水準のリーダーシップと呼ばれ、個人の謙虚さと職業人としての意思の強さの両方を持つリーダーです。
オーセンティックリーダーシップは、倫理観や自分の価値観など、個人の価値観をベースにリーダーシップを発揮するという考え方です。
リーダーシップの考え方は多種多様であり、どのようなリーダーシップを組織として重要視するのかは、企業が何を重要視するのか、どのような目的でリーダーシップ論を取り入れるのかで変わります。
関連記事:
リーダーシップ論とは?理論の変遷や最新理論を紹介
サーバントリーダーシップとは?10の特性や事例・導入時の注意点

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リーダー育成の方法

リーダーは部署ごとのリーダーだけではなく、将来組織の幹部を担う候補である次世代リーダーの育成も求められます。次世代リーダーには、自発的に行動し、積極的に仕事から学ぶ姿勢が求められます。
このような次世代リーダーシップが求められるようになったのは、VUCA時代と呼ばれ、変化が激しい時代になったことが大きな要因です。
VUCA時代に対応するためには、素早く意思決定し、組織を柔軟に変化させられる人材が求められるようになりました。
次世代リーダーの育成については以下の記事もご覧ください。
関連記事:次世代リーダーの育成方法とは?育成方法を徹底解説

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マネジメントスキルを高めるには

マネジメントスキルをどのように高めればよいか、迷っている人も多いのではないでしょうか。マネジメント能力を向上させる方法としては以下の方法があります。
・座学
・メンバーと深く話し合う
・メンバーの人格を尊重する
・メンバーのスケジュールをしっかり把握する
・自分自身の仕事に対する考え方を伝える
これらの方法を取り入れることで、コミュニケーション能力の向上が図れ、効果的にマネジメント能力を高められます。
詳しくは以下の記事もご確認ください。
関連記事:マネジメント能力とは?マネジメント能力を磨き仕事能力アップ!

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まとめ

リーダーシップやマネジメントは、似ている側面があるものの、それぞれ考え方に違いがあります。また時代の変化によって、新しい定義が生まれており、どのようなリーダーシップを採用するかどうかは、企業のビジョンや求める人材によって変化します。
リーダーシップを持った社員の育成にお悩みの方は360度評価の導入をご検討ください。360度評価は1人の社員を複数人の視点から評価する手法であり、リーダーに求められる能力を客観的に評価でき、社員のスキル向上にも役立ちます。


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CBASE 360 HRコラム編集部

「CBASE 360」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。

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