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離職率が高い原因とは?特徴と対処法をわかりやすく

2023.05.10 離職防止

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離職率が高く、離職率を下げる方法がないか、お困りの人事担当者の方は少なくないのではないでしょうか。離職率が高い原因はさまざまで、離職率の高さを放置すると、会社の持続的な成長や生産性にも悪影響を及ぼします。
本記事では離職率が高い原因にはどのようなものがあるのか、解決策の実施方法や注意点まで解説します。会社の離職率の高さにお困りの方はぜひ参考にしてください。

離職率が高い原因とは

離職率が高い原因は会社ごとに異なります。しかし、多くの会社でみられる原因には一定の傾向があることも間違いありません。離職率の高さにつながる原因としては以下のものが挙げられます。
・人間関係が悪い
・上司のマネジメント力が低い
・人事評価制度が適切ではない
・労働環境が悪い
・キャリアプランの問題
・教育の問題
・多様性が認められていない
・採用時点でのミスマッチ
それぞれの理由について、次で詳しく解説します。

人間関係が悪い

離職理由の中でも、特に多く見られるのが人間関係の悪さです。HR総研が2021年に実施した調査によると、代表的な退職理由として、「上司との人間関係の問題」が38%、「同僚・先輩・後輩との人間関係」が30%を占めていることがわかりました。
参考:HR総研「人材定着の取り組み」に関するアンケート 調査報告
https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=313
ただし、人間関係の悪さの背景には、ストレスがかかる職場環境など別の要因が背景にある可能性もあります。そのため、人間関係の悪さの背景にどのような原因があるのか、追求することが大切です。

上司のマネジメント力が低い

人間関係の問題に発展しやすいものとして、上司のマネジメント力の低さが挙げられます。特に上司がモンスター社員のような場合には、事態は深刻です。上司のマネジメント力の低さが問題になる例としては以下のものがあります。
・責任を上司自らが取らない
・スケジュール管理ができていない
・指示を出さない、指示が不適切
・コミュニケーション能力が低い
・意思決定ができない
・問題解決ができていない
・感情的な行動が多い
これらの要素がある場合には、部下の従業員に対して、強いストレスがかかり、部署全体の関係性悪化を招きます。
関連記事:モンスター社員とは?原因や対応方法をご紹介

人事評価制度が適切ではない

人事評価制度に問題がある場合、従業員は自分の仕事に対して納得感が得られず、離職する可能性が高まります。
・仕事に対して適切な評価がされていないと感じる
・評価が具体的になっていない
・フィードバックが得られない
・評価に対して給料が低い
このような場合には、従業員が離職する可能性が高まります。

労働環境が悪い

以下のような労働環境の問題がある場合、離職率は高まります。
・長時間労働が常態化している
・パワハラやセクハラが問題になっている
・給料が全体的に低い
・休みが少ない
・職場環境に問題がある
・従業員のモチベーションが低い
このような会社の場合、従業員のモチベーションは下がりやすくなり、離職率が上がってしまいます。

キャリアプランの問題

HR総研が2021年に実施した調査によると、「社内でのキャリアアップが見込めない」を離職理由に挙げている人は22%おり、キャリアプランに問題があることで、離職する人も少なからず存在します。
会社でキャリアプランを提示し、「会社で自分のキャリアを積むメリットがある」と従業員が感じられた場合、離職率は下がるでしょう。

教育の問題

企業が人材育成に力を入れていないことで、離職率が上がる場合があります。人材育成に取り組んでいない場合、仕事をする中で生じる問題の解決方法がわからなくなり、ストレスが高まる可能性があるためです。
また、従業員の能力と業務内容のミスマッチが発生している場合にも、同様の問題が起こります。研修などの教育体制だけではなく、日常業務でもフィードバックや相談できる環境が整っていることが重要です。

多様性が認められていない

働き方の多様性が認められていないことで、離職する可能性もあります。近年では副業に対する意識が高まっており、副業そのものが可能かどうか、副業がしやすい環境であるか意識している従業員も少なくありません。
フレックスタイム制の導入やテレワークの推進、時短勤務制度の導入などがされていると、さまざまな働き方が可能になり、離職率は下がるでしょう。

採用時点でのミスマッチ

HR総研が2021年に実施した調査によると、退職理由として「業務内容のミスマッチ」を挙げている人が38%いました。特に採用時点で「会社のポジティブな側面」ばかりを伝えすぎているとミスマッチが発生しやすくなります
求人情報の内容を見直し、よい部分だけをフォーカスするのではなく、悪い部分や特に事前に確認しておきたい部分を伝えつつ、会社本来の姿を可能な限り正確に伝えることで、ミスマッチは減少するでしょう。
また、職場体験や話ができる場など、数字で具体的に示せない社風や職場の雰囲気などについて、リアルな体験ができる仕組みをつくるとより納得感を得やすくなるでしょう。

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離職率が高いことでの問題点

離職率の高さは、会社の成長を阻害する大きな問題となります。終身雇用制度の崩壊以降、転職の選択肢は従業員にとって、それほど珍しい判断ではなくなってきました。
また少子高齢化による人手不足が深刻化しており、会社のニーズに合った人材を採用することの難易度も上がっています。
労働者の働き方に関する考え方が変化しており、離職する従業員がいること自体が必ずしも悪いというわけではありません。しかし、離職率の高さが職場の環境によるものである場合には、改善することで、会社全体の利益につながる可能性があります。
関連記事:離職率を改善するには?改善の手順や効果を出すためのポイント

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離職率が高い場合の対処法

離職率が高い場合、どのように対処すればよいか悩む人も多いでしょう。離職率が高い場合には、闇雲に施策を実施するのではなく、適切な手順で取り組むことが大切です。具体的には以下の手順があります。
・離職率が高い原因を把握する
・離職の要因に合わせて施策を検討する
・効果を測定する
会社によって課題が異なるため、他社の離職防止策を安易に導入するのではなく、会社の実情に合わせての導入が大切です。そのためにも、まず離職率が高い原因をしっかり調査する必要があります。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

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離職率を下げる施策の注意点

離職率を下げる施策を実施する際には、以下の点に注意が必要です。
・原因調査を丁寧に行う
・課題が衛生要因か動機付け要因か把握する
・上司が部下のやりがいや成長実感を創出する
離職率が高い原因は、簡単な調査ではなく、丁寧なヒアリングを行うことが大切です。たとえば、パワハラなどの問題があった場合、問題そのものが隠れやすいことに加え、被害者と加害者によって、意見が変わるため、実態をつかむのは簡単ではありません。従業員によって見えている課題に違いがあるため、一人一人から丁寧に調査する必要があります。
会社の状況に合わせた施策を導入し、継続的に取り組むことで、成果が徐々に上がっていくでしょう。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:離職率を改善するには?改善の手順や効果を出すためのポイント

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まとめ

離職率が高い原因は労働環境の問題や、キャリアプランの問題、人間関係など、会社によって抱えている原因は異なります。そのため、闇雲に離職防止策を実施すると、成果につながらず、かえって離職率を上げる要因になりかねません。
離職率を下げるためには、会社の課題は何か分析し、会社の実情に合わせた離職防止策を実施することが大切です。
会社の抱えている課題をどのように把握すればよいのかお困りであれば、CBASEの組織診断の導入もご検討ください。CBASEの組織診断は組織の課題を視覚的に把握し、離職率を下げる解決策の実施をサポートします。


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HRコラム編集部

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