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マネージャー育成を効果的に進めるには?必要な能力や手法をわかりやすく

2023.06.19 人材育成

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マネージャーの育成に課題を感じているが、どのように育成するべきか、お困りの人事担当者の方も多いのではないでしょうか。
マネージャー育成は、企業で明確な手法が確立されていないことも多く、どのように育成するのがよいかわからない企業も少なくありません。
本記事では、マネージャー育成の現状や、求められるスキル、育成の手法について解説します。

マネージャーとは

マネージャーとは「管理者」のことで、企業の人材、部下やグループに関するマネジメントを担うポジションです。大まかに以下の役割があります。
・経営層と現場をつなぐ
・目標と進捗の管理
・部下の評価
・部下の育成・モチベーション管理

また、マネージャーにも階層があり、現場に近いマネージャーから、経営層に近いマネージャーまでさまざまです。それぞれの役割について、次で解説します。

経営層と現場をつなぐ

マネージャーは、経営の方向性を理解し、部下に対して、共有することを通じて、経営層と現場をつなぐ役割を果たします。
経営層の言葉をわかりやすく咀嚼して伝え、現場でどのように振る舞うのか、具体的なイメージを共有します。
部下から、疑問点や不明点があった場合に、対応することも業務の1つです。

目標と進捗の管理

マネージャーは部下の目標設定と進捗管理をすることも役割の1つです。個人のスキルや適性を見極め、進捗を確認しながら、目標を達成できるように導きます。
そのままの状態で目標達成が難しい場合には、業務の進め方についてアドバイスすることも必要になるでしょう。

部下の評価

部下の評価する役割が求められることもあります。部下のスキルや能力、仕事への姿勢などについてが主な評価対象です。
評価する際には、客観的であることを意識し、中立で主観を排除していく必要があります。

部下の育成・モチベーション管理

部下を育成し、スキルアップを促す、モチベーションを管理することもマネージャーの仕事です。代表的な手法にOJTがありますが、Off-JTなどの手法もあります。
マネージャーの中でも、特に難しい要素であると同時に重要な要素です。マネージャーの関わりによって、主体的に動ける従業員が増えれば、組織全体の生産性向上につながります。
近年は人手不足だといわれており、外部から優秀な人材を採用することは難しくなっています。そのため、自社の従業員をどのように育成するのか、その仕組みを整えることが大切です。

 

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マネージャー育成の重要性

マネージャーの育成については、多くの企業が課題に感じています。その具体的な要因について解説します。

育成体制が整っていない

マネージャー育成が難しいのは、育成体制が整っていないからです。
現場での業務を経験してから、マネージャーとなっている人もいますが、マネージャーとして求められるスキルや経験、適性がないことが多々あります。
現場での知識や経験も大切ではあるものの、マネージャーとして求められるものは、部下の育成や管理であり、その手法について、会社として育成体制が整っていないことも多々あります。
特に中小企業やベンチャー企業ではその傾向がでやすく、自身の目標を咀嚼する、振り返って、課題を見つける、今後の方向性を定めることを得意としていない人が少ない傾向にあります。

育成の難しさ

マネージャーを育成することの難しさも問題です。その問題として挙げられるのが、マネージャーに求められる能力や責任、マネージャーに短期的な目標達成に偏らせてしまうことです。
マネージャーに求められる能力や責任は重く、マネージャーになることに不満を思う人も少なくありません。
その結果、マネージャーになった人のモチベーションが下がってしまうと、マネージャーとしての職務を最大限果たすことは難しくなるでしょう。
また、企業の中には、直近3ヶ月や1年程度の短いスパンでの目標達成を重視するあまり、組織としての成長を蔑ろにしてしまうケースがあります。
短期的な目標も重要ではありますが、短期的な目標を重視するあまり、マネージャーが現場業務も担当するプレイングマネージャーとなってしまい、部下の管理やマネジメントが疎かになることがあります。

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マネージャーに求める能力

マネージャーに求められる能力は企業によって異なりますが、大まかには以下のものが挙げられます。
・コミュニケーション能力
・危機管理能力
・部下育成能力
・ヒューマンスキル
・ロジカルシンキング

マネージャーが現場か経営層か、どちらにより関わるのかで求められるスキルが変わります。
例えば、現場に近いマネージャーであれば、部下育成能力や危機管理能力、コミュニケーション能力が重要です。反対に経営層に近いマネージャーであれば、課題発見能力やロジカルシンキング、ヒューマンスキルが高いレベルで求められます
自社のマネージャーにはどのようなスキルを求めるか、会社で方向性を定めておくことが大切です。

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マネージャーの育成手法

マネージャーを育成する手法としては、以下のものが挙げられます。
・OJT
・研修
・自己啓発

ただし、これらの手法はそれぞれ、特徴があり、目的に合わせて、これらの手法を組み合わせることが大切です。それぞれの手法の特徴や注意点を解説します。

OJT

OJTとは、「On The Job Training」の頭文字を取ったもので、職場で実際に業務を体験することで、実施する研修手法です。1対1で行うことが多く、先輩従業員が後輩の教育担当となって研修を行います。
実際の業務を直接体験しながら指導を受けられるため、即戦力を育てるのに有効な手法です。また、人事視点では導入に対して、特別な費用がかからない点もメリットといえます。
反対に、教育内容が指導者ごとに変わる傾向にあり、先輩従業員のスキルや経験、後輩との相性によって、効果が変わりやすい点に注意しなければいけません

研修

研修とは、通常業務とは別で能力を高めるために学習する機会のことです。座学やグループワークなどが中心で、日常業務だけでは教えられないような体系的な知識や理論を伝えるのに向いています。
また、通常業務では接点がない従業員との交流ができ、社内での人間関係構築に効果的です。
デメリットとしては、通常業務とは別で時間を作る必要があり、時間の余裕がないと導入しにくい点が挙げられます。
また、コーチングや1on1のような手法も効果的です。これらの手法は、自分の取り組みや気持ちを客観的に振り返ることで、現状の課題や今後取り組むべき内容を整理するのに役立ちます。

自己啓発

従業員が自発的に学べる環境を整えることもマネージャー育成では大切です。
マネージャーは主体的に企業と関わることが求められるため、主体的に学びたいという気持ちをサポートすることが、一助となることがあります。
具体的には金銭的な補助や学び合いの場を会社として提供する手法が挙げられるでしょう。
会社の風土として、主体性が根付くことで、従業員が自然と行動しやすくなり、互いの成長を高めあうことにつながります。

それぞれの手法を組み合わせることが大切

マネージャー育成の手法はさまざまですが、それぞれ単独で効果を発揮するものではなく、それぞれの手法をうまく組み合わることが大切です。
それぞれを組み合わせることで、相乗効果が期待でき、マネージャーとしての成長を促せる環境づくりに役立ちます。

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まとめ

本記事ではマネージャー育成の現状や、育成手法について解説しました。
マネージャーの育成に課題を抱えている企業は多く、会社の実情に合わせ、教育体制を整えることが大切です。マネージャーの育成には、コミュニケーション能力や、部下育成能力、ロジカルシンキングなど多様な能力が求められます。また、自身の能力や課題について振り返ることも大切です。
客観的な振り返りの手法として360度評価の導入もご検討ください。CBASEの360度評価は、1人の従業員を上司や同僚など複数人の視点から評価することで、自身の現状の能力や課題を客観的に把握するのに役立ちます。


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HRコラム編集部

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